80歳の父が噂のPCデポのプレミアムサポートに入っていたので解約に行ってきた

Twitterでパソコン専門店「PC DEPOT(以下PCデポ)」が高齢者を高額なサポートサービスに加入させていた問題が話題になりました。

 

PCショップ「PCデポ」高齢者相手の高額サポートで批判 月々1万5000円、契約解除に20万円

 

この記事の人は、月額料合計15,000円、契約解除料が20万円と提示されたそうです。

交渉の結果、契約解除料は10万円に下がったらしいですが、それでも高額すぎますよね…。

 

この記事を見て、実家の80歳になる父(私にとっては義父)を思い出しました。パソコンをバリバリ使い、動画編集なんかもやっちゃう人なのですが。ハードディスクが壊れたり、パソコンのトラブルがあるとパソコンをPCデポに持ち込んでいました。

困ったことがあるとどこかに電話してサポートを受けていたので、もしかして?と思い、夫が聞いてみたところPCデポのプレミアムサービスに入っていました。

これを受けて、契約情報を確認しに実家に行ってきました。

加入していたプランは、以下のプランです。

 

2015年7月〜

プレミアムサービス新さんねんエリートパーソナルプラン 3,000円

(※契約解除料35か月未満10,000円)

OZZIO CLOUDオプション1TB              500円

 

2015年10月〜

データサポートデバイス追加オプション         1,000円

(※パソコン1台500円、2台分。契約解除料1台につき35か月未満15,000円)

 

月々4,500円くらいかかっていました。

そして、契約してから今まで、このプレミアムサポートのサービスは使ってなかったというので、それなら解約したほうがいいのではないか、という結論になりました。

 

父と夫と私の3人でPCデポに行きました。

契約の見直しをしたいと告げると、

 

DEPOT(以下D)「かしこまりました。まず初めに、おそらく報道を見てご来店いただいているかと思います。こういったご不安な思いをさせてしまいまして大変申し訳ございませんでした。今、会員様すべてのお客様にですね、こういったお見直しの方はさせていただいておりまして、お客様の今ご希望な部分とあとはあの、今一度ご説明をさせていただいて、例えば必要な部分とかももしかしたら出てくるかと思いますので、その部分をお話しさせていただければと思います。」

 

丁寧なお詫びから開始しました。ちなみに対応してくれたのは若い女性でした。

そこからじっくりと時間をかけて契約についての説明。

 

 

<パーソナルプラン 月額3,500円※クラウド込み>

・初期設定

 →購入時、初期化時のパソコンの再設定

・ワイヤレスインターネット接続サービス

 →ルーター貸与、設定

・ウイルス対策

 →カスペルスキーでウイルス監視

・インターネット詐欺対策

 →インターネットサギウォールで口座入力画面などの暗号化

・基本操作クイックレクチャー

 →加入時に配ったチケットを利用して10分を目安に使い方を教えてもらえる。※超過分は有料

・店頭点検、定期バックアップ

 →パソコン、スマホ計3台まで

・トラブル復旧サービス

 →オールデバイス計3台。

・24時間電話・リモートサポート

 →1回1,000円、年10回まで無料。

・買換え時データ再設定サービス

 →パソコン、スマホ計3台

・ozzio IDアカウント登録設定

 →メールアカウントを1個発行。

(Microsoftアカウントに使うと復旧の時にPCデポで情報持ってるのでスムーズになると)

・スマートデバイスサポート

 →パソコン、スマートフォン計3台

・Ozzioクラウド1TB

 →指定フォルダをクラウドと同期することができる。

・遠隔ロック遠隔消去

 →紛失時など、遠隔ロックをかけて、ハードディスクの中身を消去することができる。

・インターネットショッピングサポート

 →Amazon、楽天など、アカウント作成からお手伝い。PCデポのポータルサイトからアクセスすると詐欺サイトにアクセスするのも防げる。

 

ざっくり、こんな感じのサービスに入っていると説明を受けました。一つ一つ説明するので物凄く時間がかかりました。

結論…

 

Wi-Fiルーターはそもそも借りていないので、解約しても家の物を使えるから問題ない。

ウイルスバスターのアカウントがあるので、カスペルスキーを解約しても何ら問題が無い。

データも自分たちでバックアップを定期的に取れば安心。

クラウドはそもそも使っていない。

Ozzioメールの存在すら知らなかったので無くなっても困らない。

壊れたらその時に修理に来るから、月額契約はいらない。

 

以上のことを話すと、解約の話にうつりました。

 

D「かしこまりました。それではご解約のお手続きの方進めていきたいと思うんですけども、先に、大変失礼ですが、ご契約者様のご年齢をお伺いしてもよろしいですか?」

父「80です。」

D「かしこまりました。今、報道の件を受けてからになるんですが、75歳以上の方には解除料を免除させていただいておりますので、ご了承ください。」

 

 

高齢者サポートで炎上のPCデポが謝罪 今後は75歳以上の契約解除を無償に

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1608/17/news110.html

 

この記事にもあるように、75歳以上なら経緯にかかわらず契約解除料無料にするらしいですね。

データサポートデバイス追加オプションについても、バックアップを一度でもしていると契約解除料15,000円は負担しなければならなかったそうですが、契約をしただけでまったくバックアップを取っていなかったのでこれも契約解除料無料に。

 

サービスを解約したら、不要になるアプリケーションをユーザー側でアンインストールする必要があります。

ウイルス対策のカスペルスキー、詐欺対策のインターネットサギウォール、クラウドアプリのOZZIOクラウド、遠隔ロックなどに使うPC DEPOTデバイスマネージャーの4つです。

カスペルスキーなどはアカウント情報をPCデポ側で止めるので、アンインストールするだけでいいそうです。

 

解約は9月末日付になり、先払いで引き落としになっている9月分の利用料が最後の支払いになるそうです。

解約後の個人情報は残り、ダイレクトメールなどを送付する場合があるそうです。

口座、クレジットの情報も残りますが、悪用しませんと念を押されました。

解約完了後、10月下旬までに受領証が届くそうで、それが解約の証明書みたいになるようです。

その場では解約申請書を書いて身分証を見せてサインしただけでした。

後から、証明書類が無いのが不安になったので、電話して申請書のコピーを送ってもらうことにしました。

 

対応はとても丁寧で険悪になることもなくスムーズに終わったと思います。

だいぶ対応マニュアル的な物が行き届いているのかな。騒動から時間も経ってますしね。

 

帰宅してから、アプリの削除の作業をしていたのですが、2台あるパソコンのうち1台にしか該当アプリが入っていませんでした。基本的に持ち込まないとインストールできないので、父が持ち込んだパソコンにしか適用されてなかったようです。OZZIOkラウドに関しては両方のパソコンに入ってなかったと…。

Wi-FiルーターもPCデポで借りたものを使っていたら遠隔サポートの通信に使えたのでしょうが、家にあるルーターをそのまま使っていたので、遠隔サポートも使えなかったと推測できます。

データサポートデバイス追加オプションも、バックアップをPCデポで取りに行って向こうにデータを保存しておくサービスなので、なかなかパソコン持ち込まないと使わないような…。

そんなわけで、契約してたものの、サービスはほとんど活用できてなかった様子です。

 

今回、立ち合ってみて思いましたが、一つ一つのサービスを丁寧に説明されると、よく知らない人からすると入らないと不安に感じてしまうと思います。詐欺対策も、ウイルス対策も自分でアプリ入れればいい話なんですけど、そこまで自分でできない人はやってください、って言っちゃいますよね。レクチャーや復旧サービスなど、確かに月額会員はお得に利用できますが、無料ってわけじゃないですし、月額料払わずにその時にスポットで使ってた方が現実的です。クラウドだって使いたければOne Driveとか、無料のストレージありますしねぇ…。

確かに、身内がすぐにサポートできない人には魅力的なサービスだと思いますが、分からない人が契約に行くと自分で判断が難しいので、せめて契約の時とかだけでもわかる人に立ち合ってもらえればこういったトラブルが減るのかな、と思いました。

 

 

posted by: ちえ | パソコン | 14:11 | comments(0) | - |